寝癖頭の解法

学習中の覚え書きを投稿、更新していきます。

かんたんに作図できる定規の発明

「かんたんに作図できる定規の発明」は、僕が小学2年だったときの自由研究の題材でした。

研究のテーマ

かんたんに作図できる定規の発明

 

研究の動機や目的

作図のときに使うコンパスが使いづらかったから、できれば定規だけで作図ができるようになるといいのにな、と考えてみました。
そこでコンパスを使わないでも、ちゃんと円が書けるように、定規に工夫をしてみました。

 

研究の方法や内容

  1. まず方眼紙を使って、10cmまで測れる紙の定規を作りました。
  2. 次に0から1cmごとに、えんぴつの芯が通るぐらいの小さな穴を開けていきます。
  3. そして円の中心になる0の穴には画びょうを刺して、書きたい円の半径の穴にえんぴつの芯を入れて、ぐるりと回します。
  4. すると定規だけでも円を書くことができて、しかもコンパスよりかんたんです。

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用意した物

研究の結果と考察(まとめ)

定規とコンパスによる作図では、定規は2点を通る直線を引くための道具だから、目盛りがついていても長さを測るのには使わないものとされています。
またコンパスは与えられた中心と半径の円を描くことができる道具とされています。
ウィキペディアの『定規とコンパスによる作図』より)

今回作ってみた紙の定規であれば、0の穴を円の中心にすれば、好きなところに穴を開けることで、その半径の円が書けます。

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使用例

感想と今後の課題

目盛りにえんぴつの芯を通せる、穴を空けられる定規だったら、目盛りの半径の円が書けます。
でも目盛りとはかんけいなく、好きなところにえんぴつの芯を通せるようにできたらいいのにな、と思いました。
そこで、もしも本当に文ぼう具にするならば、図のように外枠だけがある定規の0には穴を空けて、中央にはえんぴつの芯を通すための穴が空いたスライド部を取り付けるようにします。
こんな定規があれば、コンパスがなくても、作図できるようになります。

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中央スライド型の試作

参考・引用した資料
ウィキペディアの『定規とコンパスによる作図』

定規とコンパスによる作図 - Wikipedia

 

終わりに

以上は、僕が小学2年だったときの自由研究でした。
テキストエディタで作成した文章に、iPhoneで撮影した画像を掲載して、A4のコピー用紙にプリントアウトしたレポートを提出しました。
すると担任の先生から、手書きでやり直し、写真を現像した上で、さらに工作もするように言われました。
後日に、言われた通りに提出したら、ちゃんと受け取ってもらえました。
そして、「面白いアイデアだし、みんなで出来そうだから、いつか算数の授業で使ってもいい?」と聞いてくれました。
僕は、もちろん「はい!」と答えました。