寝癖頭の解法

学習中の覚え書きを投稿、更新していきます。

砂糖の結晶化の観察と琥珀糖の制作

「砂糖の結晶化の観察と琥珀糖の制作」は、今年の自由研究の題材でした。
でも夏休みが短かったから、クラスで発表するような機会はありませんでした。
たくさん出来上がったので、ちゃんとラッピングしてから、同じクラスのみんなに配りました。
友達はもちろん先生も喜んでくれたので、やっておいて良かったと思いました。

f:id:neguse_atama:20200901165834j:plain・研究の動機や目的
理科を学習していたときに、「結晶化」についての記事を読みました。
結晶化とは、均一な溶液から固体の結晶が生成する、自然、または人為的な過程であり、化学では、固体と液体を分離する技術のひとつ。
結晶化は、核形成と結晶成長という2つの段階からなります。
自然界の結晶化では、鉱物や鍾乳石(しょうにゅうせき)、それに雪などもそうです。
また僕が読んだ記事では、身近な例として食塩が挙げられていました。
そこで実際に、今回は砂糖を使って実験、観察することにしました。
そして「琥珀糖」と言う和菓子を制作しました。

研究のテーマ

砂糖の結晶化の観察と琥珀糖の制作

 

琥珀糖の成分

  • 上白糖
  • 粉寒天
  • 食用色素

それぞれに、代替品を用いることもできるようですが、
その場合には、不純物が入ってしまうことによって、結晶や変化が現れなかったり、濁ってしまったりなど、失敗してしまう場合があるようです。

 

研究の方法や内容

  1. 食用色素と小皿を用意して、色付け用の色水を作りました。
  2. グリルに水と粉寒天を入れて、火をつける前によく混ぜました。
  3. 水と粉寒天を加熱しながら、さらによく混ぜました。
  4. グリルに上白糖を入れて、こげないよう注意しながら、よく混ぜました。
  5. クッキングペーパーをしいたバットに、(4)を流し込みました。
  6. 液体の温度が下がって、ねばりが出てきたところで、色水を加えました。
  7. 竹ぐしを使って、全体的に模様を描いてみました。
  8. 冷蔵庫で冷やしてから、キューブ状に切り分けました。
  9. 3日ほど、風通しの良いところで乾燥させました。

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研究の結果と考察(まとめ)

今回は砂糖の結晶化に寒天を加えることで、「琥珀糖」と言う和菓子を作ってみました。
これは、砂糖の結晶化のバリエーションと言えます。
現代では当たり前のように手に入る砂糖は、昔は貴重な薬として、高級品だったのだそうです。
砂糖は、奈良時代から伝わり、江戸時代になると、和菓子の材料として使われるようにもなったと伝えられています。
その頃は、琥珀糖ではなくて、金玉糖(きんぎょくとう)と呼ばれていたのだそうです。
琥珀糖は和菓子ですが、グミやキャンディーにも似ていて、独特な見た目と食感から、
僕には、まるで洋菓子のようにも思えました。
乾燥した表面のシャリシャリした砂糖を含んだ寒天の食感と、内側の水分を含んだ寒天のプルプルした食感が楽しい和菓子です。

f:id:neguse_atama:20200901170345j:plain参考・引用した資料
ウィキペディアより『結晶化』

結晶化 - Wikipedia

ウィキペディアより『琥珀羹』

琥珀羹 - Wikipedia